ある朝起きると…
連休の朝、いつもより2~4時間も遅く起きると、子猫たちは空腹でおろおろしており、私の姿を待ちかねて走り寄ってくる。今朝もそうだった。
急いでご飯をあげようとすると、お皿の辺りに小さな茶色いつぶつぶが
一面に飛び散っているのが見えた。
トイレ砂の水を含んだやつかと思った。
仕事に使うプリント類の上にも飛び散っている。幸い返却物ではなかった。
あ~あ。
プリントの上の粒が手に着いたので、何気なく臭いをかいでみると、トイレ砂ではない、香ばしいいい臭いがする。
あれ?
テレビの前の座卓の下にも広がっているつぶつぶを目で追いかけると…
その下にクリップで口を留めたアルミの袋が!!
これは、ほんだしではないか!!
コンロの横に置いてあったほんだしを、あれほど「ダメ」だと言われているにも関わらず、キッチンカウンターに乗って取ったに違いない。
そして、腹ぺこの小悪魔と化したこやつらが、くわえて袋に穴を開け、振り回して遊んだのだろう。キャットツリーの根元や座卓の下辺りが、
ほんだしだらけになっている!
鰹だしだから、いい臭いがして、美味しく感じたのか。
まったく、油断も隙もない。
猫を飼う家では、ほんだしはきちんと冷蔵庫に入れなければならない、ということを学んだ朝だった。料理の前にはキッチンカウンターもアルコールスプレーしよう。