猫の谷のミネとルツ

ネコとウサギとこまったちゃんの穏やかな日々

切り込み隊長ルツ

猫ってここまで人の気持ちが分かる生き物なのか~!と、ホントに凄いと思う。

なぜなら、ひげ兄が「猫を飼いたい」と言ったとき「じゃ私も」と乗り、キャットネットさんが兄オスと妹メスを指定したとき、「こっちはひげ兄ので、こっちはおかーさんの猫ね」と言っていた分担が、ちゃーんと伝わっている。

 

ミネちゃんは、ひげ兄にすべてを預けるようにして甘えるくせに、私にはごはんの時間しか甘えてこない。ミネちゃんは、好奇心が旺盛で、ヒトのやることをじーっと見ている。人の世界を感じるアンテナが高くて頭がいい。そして、臆病で用心深い。掃除機を最も恐れている。

 

ダイニングテーブルやキッチンカウンターに乗ると怒られることが分かっていて、

私がいるときには絶対にしない。(いないときには乗ってるけど)

 

ひげ兄は「こいつは自分に似ている」と言っている。

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その点、ルツちゃんはちょっと図太いのか、掃除機もそんなに怖がらないし、食事中もテーブルに乗ろうとして、払われても払われてもやってくる。お腹が空けばキッチンをウロウロして、何かが入っている袋をズタズタにしてしまう。

 

私がメロメロで、本気で怒ってないことを、どこかで感じているに違いない。

 

料理中にカウンターに乗ってくるし、食事中に膝の上に乗ろうとするし、押し入れにも入ろうとする。「ダメだ」って言われても、隙あらばだま~ってどんどん、どんどん、入り込んでくる。黙って自分のやりたいことをやっている。

いつの間にか私の膝でゴロゴロ言うようにもなっていて、人懐っこいところもある。

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ヒトと同じで、メスの方が逞しいのか?「切り込み隊長ルツ」と命名。

しかし、本当のところは、私たちの方が悩殺されていて、

自分の性格を投影しているだけなのかもしれない。